RC DRIFT!ドリラジのタイヤの選び方。

サーキットで最近ドリラジを始めたであろう方からのお悩み相談を受けました。
「どうしたらそんなにうまいこと走りますか?」
練習と検証あるのみです!と言いたいところですが・・・

その方の走りを見ていると巻き巻きカクカク鬼速という感じでした。
私も始めた頃はそのような感じだったと思います。

余談ですが、ドリラジやってる人(だいたいオッサン)って話しかけると、見た目と違って意外と人格変わったように話し出す人や親切な方が多いです。
ただし、ラジコンの実践的なセッティングやコツについてわかりやすく説明しているWEBサイトは少ないように感じます。

【私のドリラジタイヤについての私見】
ドリラジ用のタイヤは素材と形状でグリップ力が分かれており、その中から選択することで走行する路面や状況に合わせることができます。
タイヤは直接路面と接しており、走行性能を決める最も重要なアイテムとなりますので、路面状況やシャーシの特性を見極めて選択する必要があります。
ただし、RCサーキットでは指定タイヤと言って、そこのコースで使用できるタイヤを制限していることもあります。
これは路面のグリップを安定させる役割があるとともに、サーキットに来たお客さんがタイヤ選びがスムーズに済むという利点もあります。
指定タイヤはコントロールタイヤと呼ばれることもあり、大会では参加者がすべて同じタイヤを使用し、スピード等が同じコンディションとなることで、条件を揃えた公平な競技運営が可能となっています。
これは通常のサーキットのフリー走行においても同じで、マシンのスピードをある程度均一にすることで、追走や団体ドリフトを楽しみやすくするのも目的のひとつです。

【ドリラジを心地よい速さで走らせるコツ(タイヤ編)】
タイヤを低グリップのものに変えればグリップ力が下がり、適度なスピードできれいなドリフトが出来るようになります。
そこで大切なのは下記の2点になるかと思います。

・接地面の使い方や有効面圧を考える
・タイヤの回転数を熟知する(ギヤ比等)

走るコースの路面によっても変わりますが、カラコンや熱が入らないPタイル路面って一定の回転数以上にタイヤの回転数をブン回しても車速変化は少ないです。
むしろタイヤを無駄巻きして車速を下げたり、操作が雑になりコントロール面などでも走りに悪影響が出てしまいます。
握りすぎる必要は全くなく、リラックスして操作することが大切です。

【ドリラジを少し速くするには?】
そこで「俺の車体遅っ!」と感じられることもよくあるかと思います。
車速を上げるのは簡単で、トラクションの効率が上がるように調整すればいいわけです。
シャーシはなるべく軽く、ロールは最小限に、ピッチングは多めにして、フロントはよく転がして、アッカーマンは1番踏んでいけるところに調整。

※ドリラジの場合は速く走らせるよりも、遅いんだけどもうまく走っているのほうがいろんな面でセッティングやコントロールの技術も必要です。

【スピードの先に見えてくる新たなる目標がある】
力任せに手で操作せずにシャーシの良さをフル活用した操作を心がければ、走りも動きも変化していく。

・力強さの表現(パワー感)
・重量感
・躍動感
・リアルさ(荷重の動き)




ドリラジYD-2SX 走りやすいESC(アンプ)セッティング!ヨコモBL-PRO4編!

最近はほとんどの方がブースト・ターボ機能付きESC(アンプ)をお使いかと思います。
私の場合は、ブーストの立ち上がりは、3000回転前後に設定し、ブーストエンド回転数を40000万回転付近でブーストが終わるように設定してます。使っているESCはYOKOMOのBL-PRO4DRIFTです。
ブースト機能は、グリップが低い路面だと特に、回しすぎると空転し過ぎてトラクションが逃げてしまいます。
スロットル開度に合わせて、段階的に増やすように設定しています。
言い換えれば車速の乗りが良い所を狙ってブーストを追加しています。
もし、低回転時の走りがスムーズではなく、空転ばかりする場合は、まずはブーストを切ってみると良いです。
ブースト0から、徐々にブーストを追加して行く事で、かなり走りやすくなると思います。
次に、ターボの設定なんですが、これは実車ならば3速からのクラッチ蹴りの感じかと思います。飛ばす距離も伸ばすことができますし、迫力も出せます。
ドラッグブレーキは使用しない方が無難に走れますが、少し入れてあげるとサイドブレーキを使うような特性になり、状況によっては走りやすくなります。
あと、スタートパワーは0設定が良いかと思います。無駄なパワー残りがなく扱いやすいです。
ESCには非常に多くの設定項目がありますので、走りながら検証を重ねていくと自分のスタイルに合った設定が見つかるかと思います。 

DRB-118L DRB用ショートサイズLIPOバッテリーマウントを通販にて購入。YD-2をハイマウント化しようかと思います。

モーターをハイマウント化するにあたって、そのメリットを考えてみました。
1、ロール量の増加
2、ピッチングの増加、反トルクの調整

ハイマウント車両とそうではない車両を比べると、横進入はとてもしやすくなりました。横を向けて飛ばす距離も増えます。
ただ、ロール量が大きいのでコーナーではあまりスロットルを開けれません。
コーナーの最後でロール感の残りが出ます。
ストレートでスロットルを開けると加速感がアップするように思います。
ロールを。
しっかりコントロールして、各所のバランスセッテイングができないと、走りにくいかと思います。

YD-2フロントベアリングの脱脂!仕方と効果、動画あり。

2駆のドリラジ(RWD)において、フロント抵抗は極力少ないほうが速く走るのは皆さんご存知の基本的な要素かと思います。
ベアリングを脱脂するにあたって、裁縫用の針が1つあると外しやすいです。
ベアリングの端のほうにCリングのような細い留め金が付いてますので、それを外すだけなのでコツがわかれば簡単なセッティング作業になります。
ベアリングを分解してみると、中には粘り気があるグリスが入ってますので、それをパーツクリーナー等できれいにクリーニングします。
そのまま使っていただいても問題はないですが、私の場合は耐久性などの面を考えてYOKOMOのDRIFT OILを使用しています。
下のほうに脱脂の仕方と脱脂後のYD-2フロントタイヤの回転動画を貼ってますので、よかったらご覧ください。
脱脂前と比べると大変気持ちよく何倍もよく回るようになります。
走行してみた感想は、フロントタイヤがよく回るように関係で、まるでフロントタイヤのランクを下げたかのような感覚です。
最初はいつもと違う操作感覚に戸惑うかもしれません。

YD-2リアルドリフトダンパーセッティング!(基本編)

ドリラジの動画なんかでもリアルドリってカッコイイですよね!
実車みたいな動きを追求することも、ドリラジの1つの楽しみとして、日頃サーキットで走行、セッティングしています。
リアルなドリフトを再現するにあたって、個々のシャーシによってポイントは変わってくるかとは思います。
単純なことですがドリラジ初心者の方は、ダンパーの渋さで動きや戻りに悩まれている方は多いかと思います。
そこで、私のダンパーの詳細を参考までに紹介したいと思います。

・ダンパー本体⇒ヨコモアルミビッグボアダンパー
・ダンパーシャフト⇒ヨコモチタンコートシャフト
・ダンパーピストン⇒TOPLINE6穴ダンパーピストン
・Oリング⇒京商X断面Oリング
・ダンパーオイル⇒OVERDOSE15番ダンパーオイル