先日からYD-2のナックルをYOKOMOのSPステアリングブロックからWRAP-UPのGXナックルver.4へと変更してみました。
ヨコモのSPステアリングブロックは上の穴が1つしかないのでセッティングのパターンが少ない。
言い換えればそこがベストと考えられているのかもしれませんが、ラップアップのGXナックルのver.4は上の穴が6つあり、セッティングの幅が広がります。
そういう意味ではヨコモブランドがお好きな方は二駆ドリナックルを選ばれたほうが穴がたくさんあり、セッティングがしやすいかもしれません。
ドリラジがドリフトをしてカウンターをあてたときに、フェンダーの中でタイヤがどんな軌道で回転するかはナックルのどの位置の穴を使うかで決まります。
ナックルがどんな回転軸で回るのかを想像してみると、タイヤの出方や軌道がわかりやすいかと思います。
内側の列の穴を使うとスクラブが大きめで、外側の穴を使うとスクラブが小さめです。
スクラブはハンドリングにも影響するところではありますが、最大キレ角量にも影響を与えます。
ハンドリングとキレ角を見て自分のシャーシや走る路面に応じてセッティングしたいですね。
ちなみに私が使用している穴位置は上の図の通り(上が内側手前、下が内側真ん中)で、逆トレール仕様で走行しています。下の画像ではわかりにくいかもしれませんが、After画像の方がタイヤが少し前に出てきており、入り込みが少なくなることで見た目がかっこよくなっています。
どの程度タイヤを寝かすかはキャスター角やキングピン角とも密接に関わってきます。
私の場合はタイヤが極端に点接地になるのはあまり好きではないので、このくらいが走りやすくて丁度よい感じです。
走る路面によってはタイヤの角で接地すると引っかかって巻きやすくなる原因になります。
先日からYOUTUBEなどでも紹介していましたWRAP-UPのスーパードライコートベアリングですが、非常によく回りますよ。以前はヨコモの純正ベアリングを脱脂してしようしており、フロントタイヤは2分ほど回転してましたが、同等くらいによく回りそうで非常に購入してよかったと思います。