現在のドリラジ業界はブラシレスモーターを使われている方がほとんどとなっています。
しかし、メルカリやヤフオクを見てみると、まだ新しくて程度も良好なブラシレスモーターが多数出品されています。その原因は何か!?
私が思うには走りや音などのフィーリングが自分が考えていたものと違っていたんだと思います。
購入する前に商品についての知識はもちろん、ブラシレスモーターの特徴を知っておくことで、自分にあった商品を選択しやすいかと思います。
サーキットに行くと他のお客さんと「何ターンのモーターを使われてるんですか?」と会話になることはよくあると思います。
しかし、ターン数と言うのはコイルに線が巻いてある回数であり、ターン数で一括りにして比較対象にするのは間違っています。
というのも線の太さやモーター内部の仕組みや材料が異なっているからです。
ブラシレスモーターはおおまかに分けて、トルク型と回転型の2種類に分類されています。
<ブラシレスモーターのスペック>
ブラシレスモーターにはKV値というものが設定されています。
KV値とはモータが1Vあたりに回転する1分間の回転数です。
ドリラジの場合は7.4Vを使用していますので、KV値×7.4=そのモーターの1分間の回転数となります。
人気のブラシレスモーターで例をあげてみますとKV値とモーター回転数(rpm)は次の通りとなります。
【アキュバンス アジャイル】
KV値3950 29230rpm
【ヨコモ RP D1】
KV値3810 28194rpm
【G-FORCE 龍神】
KV値3600 26640rpm
【G-FORCE 雷神】
KV値3450 25530rpm
KV値が大きいほうがより回転するモーターというこになります。
動画にてモーター回転数について説明していますので、よかったらご覧ください。
月: 2019年11月
ドリラジYD-2のよく走るギヤ比セッティング(応用編)。
ギヤ比を理解してセッティングすることでドリラジをもっと楽しめます。
コース路面やレイアウトに合わせてギヤ比変更を行うことで、よりよい走りをすることができます。
サーキットに行くとおおまかに分けてハイギヤとローギヤで走ってる方がいます。
その2つのメリットとデメリットは何か私見で説明したいと思います。
ハイギヤのメリットとデメリットは何か!?
<ハイギヤのメリット>
ストレートで車速が伸びる
タイヤの空転とグリップ状態のつながりがよい
自然なドリフトの動きが出せる
<ハイギヤのデメリット>
コーナーで若干巻きやすい
メカに負担がかかりやすく発熱しやすい
バッテリーの消費が早くなる
ローギヤのメリットとデメリットは何か!?
<ローギヤのメリット>
トルクがある
加速が良い
コーナーでもトラクションが良い
<ローギヤのデメリット>
ドリフトが不自然な動きになりやすい
ただし走るコースの路面やレイアウト、シャーシの仕様によって走りやすいギヤ比は決まってきます。個人の好みや、求める走りの表現によってもことなります。
したがってピニオンギヤをある程度用意しておき、その都度セッティングを行うことでベストなセッティングを見つけることができます。
動画にてYD-2を例にあげてギヤ比の計算方法等を紹介しています。
よかったらご覧ください。